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飯田桃子さん 総合プロコース第24期卒業

水泳選手の経験が「真の健康」を教えてくれた

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幼少時から本格的に水泳をやっていました。中学1年で出場したジュニアオリンピックを皮切りに、インターハイ、国体、日本選手権と、大きな試合と隣り合わせの毎日で、学生時代はほとんど水泳中心の生活でした。厳しい勝負の世界に生きていましたので、普段から「勝ち」を意識して、強い自分になることを目指していました。また、どうすれば試合で最大のパフォーマンスが出せるのか、そのコンディションや条件を探るため、体とマインドの両側面から自分なりに研究をかさねていました。

ですから経験上、幼い頃から体と心が密接に繋がっているということを良く知っていたのです。体のケアが行き届けば怪我もなく体調も万全、そして心も強く前向きでハッピーになる。厳しい選手生活を通して自然とこういう感覚が身についていました。

だからでしょうか、学生時代から身近に鬱の人やネガティブで元気のない人がいると、自分の経験を使ってなんとかしてあげたいと、いつも思っていました。私は体と心を健康にする方法を感覚的に知っている。だからそれを使って「みんなを健康にしたい」と。

しかし感覚的にはわかっていても、それをどう表現したらいいのか、それ伝える言葉やメソッドがわからず、なかなか前に進むことができませんでした。

アーユルヴェーダとの出会いによって開いた道

アーユルヴェーダには、大学の卒業旅行で訪れたスリランカで出会いました。当時、人間関係などで悩みを抱え心身ともに疲弊していたのですが、現地のホスピタルでアーユルヴェーダのトリートメントを受けた時、頭の中に散らばっていた断片が一つにまとまっていくような不思議な感覚とともに、記憶のフラッシュバック、そして何とも言えない安らぎが心に訪れたのです。

これは一体なんだろう。帰国後、私はアーユルヴェーダについて調べ始めました。
アーユルヴェーダでは、「身体=心=環境」これらの繋がりが当たり前のこととして語られていました。私が選手生活の中で得た知恵や感覚が、このアーユルヴェーダの中にあったのです。

これを学ぶことで、私は「健康になる方法」をみんなに伝えることができるのではないか、ついに伝える手段を見つけた、そう思いました。そしてより専門的に学ぶために、英国アーユルヴェーダカレッジに入学したのです。

アーユルヴェーダには、ドーシャ(ワータ・ピッタ・カパ)によって体質診断をする方法があります。この方法を使って、不調の原因や、健康になるために取り入れるべきこと、取り除くべきこと、を予測することができます。これを知ると、自分自身も健康になれるし、周囲の人たちを健康にすることができます。専門的な現代医学の知識がなくても、アーユルヴェーダのこの知恵が健康についての様々なことを教えてくれるのです。

アーユルヴェーダの伝道師として

飯田桃子2

アーユルヴェーダの学びを進める中で、私は縁あって保険会社へ転職をしました。生命保険や医療保険って愛する人への心遣いであり、不幸を減らす金融商品だと思うのです。健康な人を増やしたいというわたしの想いをこの仕事で生かしたい、そう思うようになりました。

いまでは、この仕事を通してアーユルヴェーダを実践し、伝えています。定期的に開催するお金についての勉強会は、お客様一人ひとりに自分自身と向き合っていただく機会だと思っています。お金に対する価値観は、一人ひとり違います。ですから自分にとってのお金の価値を考える時、人は自分自身に向き合う必要があるからです。また実際にお客様向けにアーユルヴェーダセミナーを開いて、健康についてもレクチャーをしています。

これはカレッジの山田校長の想いである「一億人セラピスト計画」の実践でもあります。つまりアーユルヴェーダの伝道活動です。一家に一人セラピストがいれば、家族の健康が保たれます。さらに国民一人一人がセラピストであれば、日本中が健康になります。私の一歩は小さいですが、この学校の卒業生一人一人がこの思いに沿って活動をすれば大きな力になるでしょう。

今、自身のセミナーを通して感じることがあります。それは、世の中を健康にし、鬱をなくしていくためにも、精神的に自立した人が増えてほしいということです。精神的な自立とは、「自分で判断し決断して、前に進む」こと。そのためには自身の価値基準を持つ必要があります。それは自分と向き合うことでしか生まれません。まさにアーユルヴェーダの教えそのものです。また、自分を自分でコントロールできる人が増えてほしいという思いもあります。

例えば食事ひとつにおいても自分をコントロールできずに、合わない質や量を摂取してしまう人が多いと思います。アーユルヴェーダの体質診断法や消化や代謝、毒素の考えかたを取り入れると、自分が最も健康でいられる食事法がわかり、常に判断できるようになります。もっと実践的な方法でいうと、ディナチャルヤという生活法を取り入れることで神経やホルモンのバランスが整い頭も心もクリアになって、判断力、決断力が研ぎ澄まされます。さらにセルフマッサージで自分自身のコントロール力を鍛えることもできます。

オイルを使ったセルフマッサージは、肌に栄養をあたえ、摩擦によって代謝を上げたり温めたり、といった生理学的な効果だけではありません。肌感覚を観察する、呼び覚ます、鍛えることで自分自身と向き合いコントロールする力を養えるのです。

アーユルヴェーダを広く伝えるために

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私が学んだ英国アーユルヴェーダカレッジは、アーユルヴェーダの専門学校でありながら、生理学やビジネスマネジメント、マナー、心理学など現代的で一般的な知識も学びます。それらは、古典的で専門的なアーユルヴェーダを現代社会へ繋ぐ重要なブリッジとなります。アーユルヴェーダを伝えやすくして広めること、そのためのカリキュラム。これも一億人セラピスト計画の一環なのでしょう。私自身のセミナーでも、恋愛やビジネス、ダイエットなど実際の生活で役立ちそうなアーユルヴェーダの活かし方をお伝えしていく予定です。

仕事をしながら週末に学校に通う一年でしたが、私自身は疲れるどころか大変充実した楽しい一年でした。特に、クラスメイトがアーユルヴェーダの知恵を吸収していくことで変化していく様子をみるのも楽しかったですね。お互いにマッサージをやりあうことも週に一度の癒しでした。私自身、山田校長をはじめ たくさんの先生方、クラスメイトに支えられ、かわいがってもらいながら成長することが出来ました。そして「みんなを健康にしたい」という昔からの思いをこのアーユルヴェーダの学びによって、実現する道を見つけました。そのことに感謝して、これからも仕事や普段の生活のなかでアーユルヴェーダを伝えていきたい、そして人々を健康にハッピーにしていきたいと思っています。

 
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