成果が目に見えること

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先日、「うつ症状」で苦しむ人たちを助けるためにご尽力を続けているドクターとお話をする機会がありました。

会話の中で、うつになりにくい職業について話が及ぶとある研究で、カーペンター(大工)が、その一つとして、 あげられているということを教えていただきました。 大工さんは、自分が作ったものがはっきり目に見えて、 それを注文した家族も喜び、幸せな笑顔で、「ありがとう」と言ってくれます。 つまり自分の仕事の成果がはっきりと目に見えるので、 満足感をえやすいのだそうです。

それとは反対に、今の世の中を支えている、システム開発系に携わる方々は、 自分が書いた、何万行というプログラムが、どのように人の役に立っているか はっきりとした形では見えづらいので、精神的にはとてもしんどいのだそうです。

人は、生存していたいという基本的な欲求があります。 それは、最低限の食べ物と安全な場所での生活です。 それが充たされると、次は人に愛される、認められるといった、 承認欲求を充たそうとするがんばります。 成果が目に見えるとは、つまり承認欲求がみたされることに他なりません。

私は、総合プロコースの授業の中で、 自分の使命やダルマ(天職)について、話すことがよくあります。 「どんな人がどんな状態になったら、あなたは幸せと感じるか? そのために、あなたは何をするか?」 それを、家族、友人、仕事仲間、社会の中で生きるさまざまな人々、 それぞれにおいて、自分自身に問いかけてもらいます。

人は天職をみつけて、それに全力でむかい、人を幸せにすることができた時に、 自分もその幸せのおすそわけをしてもらえるのだと思います。 アーユルヴェーダのセラピストは、疲れや眠れないなどの不快症状で つらい毎日をおくっている方々に寄り添って、オイルトリートメントを施したり、 生活のアドバイスをすることによって、「健康と幸せづくり」のお手伝いをする仕事です。

卒業間もない、セラピストとして活動しはじめた皆さんが、 お客さんが元気になって「ありがとう」と言ってくださった時の喜びを 嬉しそうに話してくれる時、私も彼女たちの幸せをおすそ分けしていただいているのです。

「どんな人がどんな状態になったら、あなたは幸せと感じるか?」 それが目に見える形であったり、言葉であったら、わかりやすいですが、 そうでなくても、それにむかってぜひ、行動をしてみてください。

今日もお読みいただきありがとうございました。

 

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