安藤 美冬さんとの対談

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多種多様な仕事を手がける独自のノマドワーク&ライフスタイル実践者、安藤美冬さんが、当スクールの「アーユルヴェーダ生活3ヶ月実践コース」を受講しました。受講後の変化を中心に校長山田がお話をうかがいました。

 

講義の様子はこちらをご覧ください。

 

前向きな停滞期にアーユルヴェーダに出会う

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山田 安藤さん、お久しぶりです。アーユルヴェーダ生活3ヶ月コースを修了されてから4ヶ月ほどになりますが、その後調子はいかがですか?

 

安藤 はい、ありがとうございます。私、アーユルヴェーダに出会ってから自分自身の中で本当にたくさんの発見がありました。 ここ数ヶ月でも、色々と心境や環境の変化もあり一言でお伝えするのがとても難しいのですが、実は3冊の本を書き上げた今、 停滞期、いえ「前向きな停滞期」と言った方がいいでしょうか。そういう時期を迎えています。

 

山田 前向きな停滞期ですか。それはまた、どういうことでしょう?興味深々です(笑)。

 

安藤 私はこれまで「動く」生活が中心でした。仕事でも常に発想して創り出していくスタイルですし、居場所も流動的です。 以前は毎月違う国にいる、なんてことも良くありました。こういう性分なので、そのほうが心地がいいのです。 ただ、そのような流れの中にも周期があって、少し停滞する時があるんです。ちょうど先生にお会いした時もそうだったかな。

 

実践してわかるアーユルヴェーダの意味

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山田 そうそう。その時にアーユルヴェーダの生活の知恵を安藤さんにお伝えして。生活に取り入れてみてはと提案しましたよね。 アーユルヴェーダが教える一日の理想的な過ごし方は「ディナチャルヤ」といって、2000年も前の古典の医学書に記されているのです。

 

安藤 その当時、生活のリズムもかなり崩れていて、食生活も乱れがちでした。自分のリズムを取り戻さなきゃ、と必死になっていた時期です。 でも先生にディナチャルヤを初めて教えて頂いたときは、衝撃でした。だって、一番の特効薬は「早寝早起き」だなんて!

 

山田 でもその早寝早起き、安藤さんはすぐに実践されましたね。

 

安藤 そうなんです。当時のライフスタイルではとても難しいことだったのですが、とにかく四の五の言わず、すぐに始めてみました。 11時に寝て6時に起きる。私にとってはこれが精いっぱいでしたが、それでも一週間とたたず 体調が良くなり始めて、食事のバランスもとれ、体重も(当時は増減激しかったのですが)安定して痩せてきました。 それ以外にもセルフオイルマッサージや、お白湯を飲む習慣、適度な運動など、どれも 本当に簡単なことなんですが、最初は意識的に実行する努力が必要でした。 でも1週間、2週間と続けていくうちに、ディナチャルヤを実践することが心地よく、かえって身体も気分も楽になっていったんです。 とくにお気に入りはオイルマッサージです。今でも旅行先にもオイルをお守りのように持参しています。 ちょっと疲れた時や落ち着きたいとき、自分を取り戻したい時などにオイルで体や足、耳元をマッサージしたりするんです。

 

山田 セルフマッサージは瞑想効果もあるんですよ。自分の手で自分の肌をさわるでしょ?その時の肌の感触に意識を集中して、丁寧に愛情をこめて オイルをすり込んでいく。これも立派な瞑想なんです。

 

安藤 どうりで!マッサージをすると頭がとてもクリアになって、落ち着きます。 それで、今「前向きな停滞期」という話にもどるのですが。 生活のリズムを整え、自分に向き合う習慣を身につけるようになってから、次第に自分を客観的にとらえることができるようになって。 以前だったらスランプと呼んでいたような時期も、今では「あ、いま立ち止まる時間が必要だな」、 停滞する時間を前向きに捉えられるようになったんです。以前だったら「停滞」したら焦っていました。止まっている場合じゃない!動かなきゃ、って。

 

本来の自分にきづく

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山田 それで「前向きな停滞期」という訳なんですね。 アーユルヴェーダでは、生まれつき持っている生命エネルギーのバランス(体質や気質など)と、 後天的に環境などによって左右されるエネルギーのバランス(体調など)を診ます。 前者をプラクリティ、後者をヴィクリティというのですが、安藤さん自身はどのような体質の持ち主だったでしょう?

 

安藤 アーユルヴェーダの体質診断では、生まれつきの体質はカパ(水)、今はワータ(風)のようです。 じつは、私自身は完全なワータだと思っていたのですが、今回生まれつきの体質を知りたくて幼少時を思い出しながら、母と一緒に チェックしてみたんです。そしたら、なんとまったく今と正反対のカパだったんですよ! ただ、私の家族はみんなカパなんです。幼いながらに「こんなにのんびりしていてはダメだ!もっと動かなきゃ、もっと外に出て行かなきゃ」 って焦っていたような記憶があるんですよね。

 

山田 本来はカパだったのですね。カパばかりの集団にいたので、すこし役割分担みたいな意識がでていたのかもしれません。 安藤さん自身が、その中でワータの役割を担おうと、すこしずつ意識的にワータ寄りに変化していったのかもしれませんね。 そして、学校、社会へと成長する中でワータの要素が強くなっていったのでしょうか。 さらに、移動、発想力、情報を扱う仕事、など安藤さんの生活スタイルはワータの要素が強く出ているようですね。 今では、ご自分でもカパの要素があまり感じられないのではないですか?

 

安藤 そうなんです。だから最初は自分のプラクリティがカパであることに驚きました。 でも、驚きつつも「あ、ほんとうの自分はこうなんだなあ」というのがわかって、何だか安心する部分もありました。 ワータの生活から考えると停滞しているようですが、本来の私らしさであるカパをとりもどすのに必要なんだなあと。

 

山田 なるほど。立ち止まること、落ち着くことは安藤さん元来の本質だったんですね。

 

安藤 そう思えば、これは嫌なこと、ダメなことではなくて、逆に「私の価値」ともとらえることができた気がします。 現代は情報やメディアの時代、まさしくワータが吹き荒れる時代なのではないでしょうか。 それに疲れた人々が、ワータをしずめること、本来の自分の価値を知るために アーユルヴェーダを必要としているのかもしれませんね。

 

山田 良い発見でしたね。

 

安藤 アーユルヴェーダのことは、少し前から気になっていて、自分なりに本を読んだりと勉強してはいたのですが、 やはり「実践する」に限りますね。頭で理解するだけではあまり意味がないように思いました。 今回ディナチャルヤを実践して、初めてアーユルヴェーダの価値がわかったような気がします。 私がこの3ヶ月で実践して身に染みて感じたことがあるのですが、 自分の頭がちゃんと働いて、精神力が正常に機能するには、まずは健康である必要があるということなんです。 これは病気や障害の有無という事ではなく、自分の生活がしっかり整うという意味での健康です。 生活が整うと身体が整うのです。身体が整うと、心が安定して頭がクリアになります。 ついつい忙しくして仕事や人付き合いを優先していると、自分の足元が崩れます。崩れた足元にふらふらと立っていては 正常な判断が出来なくなるんです。 そういう基本的なことに気づかせてくれた貴重なアーユルヴェーダとの出会いでした。

 

山田 いい着眼点ですね。 アーユルヴェーダはそもそも、人間が「より良く長く生きる」ための学問なのです。 つまり長い健康寿命のための智慧です。さて、ではなぜ長い健康寿命が必要なんでしょう? 私たちが生まれてきたのには、意味があります。誰もが、生まれながらにしてカルマを抱えていて、それを乗り越え人生の目的を 全うする使命を持っています。 健康で長生きした方が、人生の目的を全うしやすいでしょ?アーユルヴェーダはそういう学問なんです。難しいことではないんですよ。

 

「安藤美冬らしく」次のチャレンジへ

安藤 imgp0383-1 ほんとうにその通りだと思います。 私は3年プランをたてて人生設計をしているのですが、今は次の3年間のために少し自分の時間を多めにとって、 色々思いを巡らしています。 実はこれまでとはまったく畑違いのことに、挑戦しようと思っているところなんなんです。 自分と向き合う時間が多くなったことで、昔あたためていた夢にチャレンジしたくなったんです。 昔描いていた夢を思い出すことができたのもアーユルヴェーダのおかげだと思います。

 

山田 本当にそうかもしれませんね。 アーユルヴェーダの智慧を実践していると「私らしさ=私の価値」を見出すことができます。 このカレッジの生徒たちも、人生のターニングポイントを迎えて、そこで立ち止まったり、迷ったりして、 アーユルヴェーダを学びに来る方がとても多いんです。そして多くの方が、「自分の価値」をみつけて卒業していかれます。 安藤さんも、カレッジ卒業生の一人として、これから益々「安藤美冬らしく」羽ばたいていってくださいね。

 

安藤 ありがとうございます。これからもアーユルヴェーダとともに私らしさを極めていきます!

 

【プロフィール】

安藤美冬(あんどうみふゆ)

㈱スプリー代表 1980年生まれ、東京育ち。 慶応義塾大学卒業後、(株)集英社にてファッション誌の広告営業と書籍単行本の宣伝業務経験を積み、2008年には社長賞を受賞。2011年1月独立。ソーシャルメディアでの発信を駆使し、一切の営業活動をすることなく、多種多様な仕事を手がける独自のノマドワークスタイルが注目を浴び、TBS系列『情熱大陸』、朝日新聞などのメディアで多数取り上げられる。またNHK 『ニッポンのジレンマ』では時代の空気を切り取る若手論客として、フジテレビ『Mr.サンデー』ではコメンテーターとしてゲスト出演。セルフブランディングをテーマにした『自分をつくる学校』学長、野村不動産やリクルート、東京ガスなどが参画する新世代の暮らしと住まいを考える『ポスト団塊ジュニアプロジェクト』ボードメンバーの他、コワーキングスペースのアドバイザリー業務など、企業や業種の垣根を超えて活動中。現代ビジネス(講談社)、mina(主婦の友社)などでの連載、大学や企業での講演、広告出演もおこなう。現在まで海外49カ国を周っており、旅と映画と本をこよなく愛する36歳。

 

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